開運コラム

佐藤まどみ&スピカ【師弟対談 第3回】占星術の学び方って……?

メゾンフォーチュン管理人

10年連続LINE占い1位のスピカが師匠と対談!

1985年から占い師としてのキャリアをスタートしたベテラン、佐藤まどみを師と仰ぐのが10年連続LINE占い1位に輝いているスピカ

ふたりは今もなお、熱く占い談義をしながら、日々、研鑽を積んでいるそうです。

そこでメゾンフォーチュン限定でふたりの師弟対談を連載して参ります。

第3回となる今回は、占星術を学ぶ方法について語ってもらいます。

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プロフィール

佐藤まどみ(師匠)
1984年、ジョージ土門氏に師事。トラディショナルな占星術とタロットリーディングを習得。
1985年よりプロの占い師として活動を開始し、1992年に横浜元町に「ステラ」をオープン。

後に直居あきら(日片に彗)氏に師事、サビアン占星術を習得。顧客数は星の数ほど、鑑定数も、もはや数えきれない。
的確なリーディングと癒し系な人柄が支持されている。
 


スピカ(弟子)
占い師歴15年。主な占術は西洋占星術とタロットカード。
LINE占いやさまざまな占いサイトで1位を獲得し続け、SNSフォロワーも1万人超え。
対面鑑定は予約で埋まり、書籍や記事執筆、オリジナルカードの制作や講師活動も行う。
初心者にもわかりやすく、実践的な占いを伝えることを大切にしている。  

イラスト:アーチデザイン
 

早い段階で占星術の構造を理解することが大事

まどみ:前回、前々回は、スピカさんとホロスコープについてお話をしました。

日頃何気なく雑談しているようなことでも、きちんと場を設けて話し込むとで改めて面白いと感じたり、自分への確認作業になったり。

さて、今回は対談の3回目ということで、占星術の学び方についてお話をしてみたいと思います。

スピカさんは占星術について、お勉強を始める前はどんな印象を持っていましたか?

スピカ:私は少女の頃から占いに興味があって、雑誌や本などで自然に占星術に触れていましたから、どこがスタートなのか良くわからないのですが、興味津々というか、とにかく面白いという感じでした。

まどみ:そういう世代ですよね。書店の占いコーナーには趣向を凝らしたきれいな本がたくさん並んでいたし、有名な雑誌もありました。

それにしても何という天才少女! 難しいとかは思わなかったの?

スピカ:よくわかっていなかっただけだと思います(笑)。

まどみ:いやいや、私が忠犬ハチ公を読んで号泣してた年頃に、スピカさんは占星術にはまってたってことですからね!

スピカ:ハチ公……先生らしい(笑)。

まどみ:スピカさんはいい意味で特殊なので凡例にはならないですが、お勉強を始めたいと思う方のお話を伺っていると、「覚えることがたくさんあって大変そう」「計算が難しそう」「習っても使いこなす自信がない」などと思い、躊躇していらっしゃる方が多い気がします。

スピカ:わかる気がします。私も本格的にお勉強を始めた時は、ある種の難しさを感じました。「うー脳みそ使うー」みたいな(笑)。

でも、それ以上に知る楽しさのほうが勝っていた気がします。

まどみ:そう言ってもらえると先生冥利に尽きます。スピカさんの才能によるところも大きいけれどね。

丸暗記をしなくてもイメージの力を借りて覚えれば自然と身につくし、計算は小学6年の算数で賄えます。経験を積めば上手になりますし。

スピカ:メチャメチャ簡単そうに思えてきました(笑)。

テキストの丸暗記だと情報が積み上がるばかりで、それらを頑張って組み合わせて全体図を立ち上げようとしても、そのあたりで息切れしてしまうことがありそうですよね。

まどみ:そうそう。私自身が挫折しかけた部分です。

同じ想いを生徒さんたちにさせたくないと思いました。

スピカ:先生はご自身の経験を元に、レッスンの進め方を工夫されたんですね。

どんな工夫だったんですか?

まどみ:一度にできたわけではなくて、徐々に進化したのですが・・・

工夫はふたつあって、ひとつには、早い段階で占星術の構造を理解していただくことです。

構造がわかると全体像がイメージしやすいので、お勉強に不安がなくなります。

ふたつ目は、それぞれの項目をお勉強するごとに、他の項目との関連付けをして理解を深めることです。

そうすることで学んだ事柄が生きた知識になります。

スピカ:言われてみればその通りですね。

他に比べるものがないから当たり前と思っていたレッスン内容が、当たり前ではなかったんですね……?


まどみ:そうなのかな?

私も他のお教室は知らないので、それぞれに工夫されて素晴らしいレッスンをされているところがあると思いますよ。

スピカ:あと、印象に残っているのは、面白い例題集です(笑)。

まどみ:アッと、それは!

……危ない危ない(笑)。

決してお客様の暴露話ではありませんよ。
レッスン内容を飛び越えてそこだけ覚えてしまう生徒さんもいるので良し悪しですけどね(笑)。

スピカ:(笑)。ところで先生にとって、困る生徒さんっていたりしますか?

まどみ:私は基本生徒さんの個性に合わせて指導するので、それはないのですが。

強いて言うとネットなどから情報を集めすぎて混乱してしまうケースかな。

そうするのが悪いわけではありませんが、情報収集は判断力がついてからの方が良いかもしれません。

スピカ:わかります。特にネット内には、信ぴょう性が定かではない情報があふれていますものね。

まどみ:そうそう。その時間があったら習い覚えたことを使ってみる方が、ずっと早く上達すると思います。

スピカ:逆に、良い生徒さんっていますか?

まどみ:みんな良い生徒さんですよ。

レッスンごとに毎回新鮮ですし、どの生徒さんも、教えていて時間を忘れることがあります。

スピカ:今私も教える立場になってわかったことですが、そういう瞬間ってある気がします。

生徒さんを置いてけぼりにして自分だけハイになってたら最悪ですが(笑)。

まどみ:危ない人だね(笑)。

教える人、教わる人、教えられる内容、それらがひとつに溶け合う瞬間ってありますよね。

なんかこう、ワクワクのかたまりみたいな……。

スピカ:素敵♪

そんなレッスンをやっていきたいです!

まどみ:同意!

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