2025.03.19

【シャドウワーク占星術】間黒翼の連載コラム第2回

メゾンフォーチュン管理人

シャドウが蓄積されていくと……？

若くして占い師としての活動を開始し、日本で初めてシャドウワークと占星術をかけ合わせた鑑定を行っている間黒翼（はざま　くろう）。

この度、メゾンフォーチュンにて、そのシャドウワーク占星術についてのコラムやプレミアム鑑定を提供することになりました。

今回はシャドウがどうやって蓄積されていくか？　がテーマ。第2回の連載からも目が離せません！

【間黒翼プロフィール】
2013年に占い師として活動開始。現在は東京・神保町のアルケミア、大久保のエレナで対面鑑定を行う他、公式LINE等で個人鑑定を実施中。得意占術はシャドウワーク占星術、タロット、オラクル、アストロダイスなど。占い依存を克服したい方への鑑定も行っており、業界全体の健全化を見据えている。
趣味はゲームで、やり込む時は一日11時間やることも。RPGゲームから受けたインスピレーションも占いのエッセンスになっている。

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日本人のシャドウが形成される最大要因は？

ページを開いてくれてありがとうございます！　間黒翼です。

今回のテーマは「シャドウはどうやって蓄積されていくの？」です。

シャドウは生きている中での様々な経験を通して蓄積されていきます。

「こういう時は、こういう対応をするもの」と、人は自分の本音ではない対応を社会でしていきます。
理不尽なことにも謝らないといけない時もあるし、怒れない時もありますよね。

「理不尽を指摘するのがおかしい」「怒ればおかしい」「空気を読んで……」

特に日本人のシャドウが形成されてしまう、日本独特の風潮は「空気を読んで」っていう集団圧力でしょう。

たとえば、こんな覚えありませんか？

AさんからBさんの陰口を聞いた。
どう考えても陰口をいうAさんが良くないとわかっているのに、自分はBさんのことを大好きなのに、陰口につい乗ってしまった……みたいな。

たとえば自分が好きでもない、嫌いな人だったら「ご自由にどうぞ」って思います。

人間、相性があるので、好き嫌いが出るのは当たり前ですしね。

しかし自己肯定感が低いと、この現象を切り抜けることができず、Aさんと一緒に罪悪感を自分に植えつけていくのです。

こういう些細で見えにくい自己矛盾が社会生活の上で起こっていくと、シャドウが蓄積されていきます。

そして「認知の歪み」を形成します。

シャドウワークが成功すればノーダメージ

たとえば牡羊座さんがこのシャドウを多く抱えて根深くなってしまった場合、自分が不快に思う意見をいう人に、言葉で一方的に攻撃をしてねじ伏せてしまいがちです。
こうなっていくと周りの人から「危ない、攻撃的な人、怖い人」と思われてどんどんひとりになってしまいます。
「自分は人が嫌いだから話したくない」って心を閉ざして、ひとりで動くことを選んでしまうでしょう。

シャドウが蓄積されなかった場合は陰口を言われても「私はそう思ってないよ〜♪　あ、それよりさ〜！」って、意見を言いつつ真に受けない対応ができます。

シャドウワークが成功すれば、ノーダメージでいることができますし、シャドウの要因から自分を守ることができるのです。

距離や境界線が大事になる

ところでどうして人は、自己矛盾の発生する場所から身を守るために本音と違う選択をするのでしょうか？

それは、自分の身を守るためなのです。
社会は意志を伝える手段を失っていく要素が多いです。

・集団圧力
・同調圧力
・上下関係
・数字の争い
・学校

でも、自己矛盾が発生するような身の守り方では、自分をむしばんでいきます。

自分の意志を伝えるためには、相手と自分との距離感や境界線を張っておくのが大事です。
そもそも、自分の意志を伝えやすい手段はいくらでもあります。
ただ、自分の思いが強すぎれば強すぎるほど、手段は見えなくなっていきます。

ある意味、社会とはそういうものだからこそ、自分の身を守る方法を知っておくことが重要になります。