【ダイヤング独占インタビュー前編】みんなの恋バナを聞き出した中学時代の後悔は……?
男心を深掘りするダイヤングが誕生秘話を語る
YouTubeチャンネル「ダイヤング・タロット」をはじめ、様々なメディアで活躍中のダイヤング。
ミュージシャンとしての過去も持つ同氏が本サイトの独占インタビューに応じてくれました。
前編では、占いに興味を持ったきっかけや、占い師になるまでのいきさつについて語ってもらいました。
■撮影協力・動画撮影&配信スタジオ『MOJA QUE(モジャキュー)』
https://www.instagram.com/mojaque_akiba/
すべてのきっかけは修学旅行
――そもそもダイヤングさんが占いに興味を持ったのって、いつ頃なんですか?
ダイヤング 中学校の修学旅行の翌日です。
――翌日? 修学旅行中ではなくて?
ダイヤング はい。修学旅行にみんないろいろなゲームとか持ってきていたんですよね。でも、自分はトランプしかなくて、それが悔しくて。
翌日にお店を見て回ってタロットを見つけた時、「これだ」と思って即買いました。
――みんなとは違った何かを持ち歩きたいって思ったんですね。
ダイヤング 元々、僕は双子座で月星座は牡牛座なので、収集癖があるんでしょうね。
プラモデルやミニ四駆、漫画やゲーム、カードなど何でもコレクションしていました。
男の子が好きなものは、ほぼほぼ部屋にあったんじゃないですかね。
友達も僕に会いに来るというより、僕の部屋にあるもので遊ぶために来ていた感じです。
みんなから「満喫」って呼ばれてましたから(笑)。
――それでタロットにハマっていったんですか?
ダイヤング そうですね。みんなから「あいつ、何やってるの?」「また何か変わったことを始めたな」って思われてました。
恋バナで秘密の話を聞けることに快感
――タロットは男の子の趣味としてはちょっと異質な気がしますけれど、みんなに受け入れられたんですか?
ダイヤング 買ったその日から見よう見まねで「占ってあげるよ」って、解説書を片手に占ってましたね。
中学生の頃ってだんだんと自我も芽生えてきていますし、自分のことを語りたがるじゃないですか。
占いの素晴らしいところって、自然に相手の話を聞く土壌ができていることなんですよね。
だから「占いでキミの話をしよう」と言えばみんな面白がって語ってくれました。
人生相談をしてくれたり、ふつうならあり得ないコミュニケーションができるのが占いの面白いところですよね。
――占いが学校で流行り始めたんですね。
ダイヤング やっぱり中学生にもなればみんな好きな人もできて、恋バナをしたくなりますからね。
同級生の好きな人のこと、たくさん占いましたよ。秘密の話を聞けることに優越感を持ったこともあります。
本当はそんなこと思っちゃいけないんですけどね。
――中学生になったらもう恋人がほしい年齢ですから、きっと女性からも人気だったんじゃないですか?
ダイヤング それが、実は一番後悔していることです。
思春期に占いに手を出したら全くモテないんです。
好きな女子に告白しようにも、もう相談相手になっちゃってますから。
僕と好きな子との未来を占ったこともありましたけれど、結局「これ以上占うと病む」って思ってしまって。
残念ながら恋は実らなかったですね(笑)。
ダイヤングの名前の由来は?
――中学で占いを好きになって、その後は占い師を目指したんですか?
ダイヤング いえ。中学時代から「芸能人になる」って思っていて、高校を出てからは音楽の専門学校に通い、ミュージシャンを目指しました。
合唱コンクールで「ダイは声は大きいけれど音を外すから」と、僕に内緒で会議が開かれていたこともあったようで、周囲には心配されましたけど不思議と自信があったんですよね。
――ではミュージシャンとして仕事をするようになったんですか?
ダイヤング といっても簡単にデビューできるわけではないので、フリーターをしながら社会人バンドやオリジナルバンドで活動していました。
実はこの時に「ダイヤング」って芸名が生まれたんですよね。
――音楽がきっかけだったんですか?
ダイヤング ダイヤングって、実は曲名なんですよ。当時大好きだったブラック・サバスというバンドの「ヘヴン&ヘル」というアルバムに収録されていた曲で。
直訳すれば早死にするって意味ですけど、「今を生きる」という意味みたいです。 この歌が好きだと言ったら音楽仲間からは「ヤング」って呼ばれるようになって、そのまま「ダイヤング」って名前で活動するようになりました。
ミュージシャン時代に金欠になり……
――ミュージシャン時代は占いもしていたんですか?
ダイヤング ミュージシャンと占い師をしているなんて言ったら「うさんくささの二乗」みたいじゃないですか(笑)。
だから占いのことは親しい友達以外には、あまり言っていなかったですね。
ただ、ある時、給料日まで2、3週間あるのに残高が780円になったことがあって……。
――超金欠じゃないですか。
ダイヤング だから何かお金を得る手段はないかと。
占いならお金にできるかもしれないと思って、ある集まりに参加した時、占いができることを周囲に伝え「ご飯をおごってくれたら占ってあげる」と言ったら食事だけでなくおいしいコーヒーまでご馳走になれて。
「これならいけるかも」と思いました。
――でも、対価はお金ではなくてご飯なんですね。
ダイヤング 鑑定料の相場もわかりませんでしたからね。
でも給料日前で食いつながないといけないので、その翌日から当時やっていたFacebookでイベントを立ち上げて占いを続けました。
この時も鑑定料は定めないで、「お題はドネーションでいい」と言って、対価は相手に委ねました。
ポケットから小銭を出した人もいれば、しっかり出してくれた人もいましたね。
いずれにしても占いで生き抜けたので、手応えを感じました。
本格的な占い師デビュー秘話は後編にて
いかがでしたか?
中学生の頃からタロットで多くの方を占っていたなんて驚きですよね。
金欠から鑑定を始めるという意外な流れで占い師の道へ?
果たしてこの続きにはどんなドラマがあるんでしょうか?
インタビューの後編も見逃し厳禁です!
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