うらないの先生さてらの【成功の秘訣】⑨

人生を成功に導く秘策を連載コラムにて無料お届け

占い師として豊富な経験を持つ「うらないの先生 さてら」のタロットカードを用いた開運指南！

好評連載中のコラムの第9弾を無料でお届け！

果たしてどのような方法があるのか、タロットからしっかりとチェックして、2025年の成功をつかみとりましょう！

うらないの先生さてらの『成功の法則』

こんにちは、うらないの先生さてらです。

このコラムはタロットカードを使い、恋愛・仕事・人間関係など人生のあらゆる悩みに対して成功する未来を作る内容をお届けします。

タロットカードを使った開運法も併せて紹介していますので最後までご覧ください。

『内省する・年長者に意見を聞く』9番・隠者のカードを使う

「成功の法則」という事でこのコラムも9回目となりました。
タロットカードの順を追って一歩ずつ自分の未来を変え、夢を実現して成功を手に入れる為のプロセスを追っていきましたが今回はこの『隠者』というカードとなります。

このカードに描かれているのは腰の曲がった老人です。
背景の色も暗い色調で正直、見ていて楽しくなる絵ではありません。この隠者というタイトルのついたカードが示しているのは人間が誰もが平等に迎える老いについてです。
目を向けたくない現実でもありますが、私たちはいつか老いてゆく。
そして暗い夜の中、わずかなランプの明かりだけを頼りにして生きるように輝くような日々や栄光からは遠ざかっていきます。

しかしこの老人の顔は悲観するようなものはなく、むしろ冷静です。
険しい山の上に一人立ちながらもそこから転がるような事もなく、ランプを手にじっと瞑想しているかのようです。
人が決して避けて通る事が出来ない時間と向き合う姿が描かれています。

ある程度の成功と達成感を得てしまうと人はそこからどう新しい目標に向かえばいいか、自分がこの先何を目指していくかが分からなくなります。
夢は追いかけているうちが華、などという言葉もある程で叶ってしまえばそこで自分の張り合いや生きがいを亡くしてしまう、という事もあるのです。

この老人はそうしたある程度物事を達成し、夢を実現できた後の姿でもあります。
生きていくうえで身に着けた経験と知識、そうしたものに包まれた隠者の姿は言葉は少ないのですが人に道を示し、先を進もうと願う若者のナビゲーターとなります。

迷いのある人生に小さく光を灯しながら先を案内する人生の羅針盤を持つ老人。
知恵と経験に裏打ちされた人の言葉は心に深く刻まれ、この先の指針となっていきます。
人生に迷い、悩む事があった時は人生の先輩に尋ねる事。解決法としてはシンプルかつ当たり前の言葉ですが、これこそ真理と言えるでしょう。

人間は旅のように日々を重ねていきます。
愚者からスタートした人生という名の旅が一旦終わりを迎える時、知恵のある経験豊かな人の言葉に出会う事で再び自分の心に灯を点す事になります。
命あるかぎりこの旅は続きます。いつか自分が隠者となり、後進の人々に自分の生きてきた道を示す日も来るのです。

夢の終着点、完成とは目標を達成する事ではありません。
自分の経験を今度は人に伝えていく事にあります。また自分自身が路に迷い、どこを目指せばいいか分からなくなった時あなたの傍にいる思慮深く知恵を持った隠者が現れるでしょう。
年長者を敬い、その経験を知る事でまた新たな旅が始まります。

隠者のカードは自己分析や内省を通して自分を取り戻したい時に瞑想のパートナーとして使います。
じっとカードを見つめ、絵を見ているうちに浮かんだ言葉やイメージ、そうしたものをどんどんノートに書き留めていってください。
隠者のもたらす自己分析の力や知恵はあなたをサポートしてくれます。

命ある限り、旅は続く。新たな旅に向かって動き出しましょう！

うらないの先生さてら

幼い頃より占いに親しみ40年超のタロット経験を元に対面・電話・チャットなどあらゆる場所で延べ人数2万人以上を鑑定。4年間で1200人を超す生徒を持ち顧客満足度99パーセントの『日本一の占いの先生』。 タロットを中心にルノルマンカード、紫微斗数、数秘術、九星気学など様々な占術を使い相談者の悩みに対してオーダーメイドで鑑定を行う。 元キャリアコンサル・全国でも珍しい行政書士資格を持ち、より現実的な視野で問題を解決に導くための鑑定が得意。趣味は旅行と食べ歩き。