開運コラム

佐藤まどみ&スピカ【師弟対談 第4回】占星術ってどう活用するの?

メゾンフォーチュン管理人

10年連続LINE占い1位のスピカが師匠と対談!

1985年から占い師としてのキャリアをスタートしたベテラン、佐藤まどみを師と仰ぐのが10年連続LINE占い1位に輝いているスピカ

ふたりは今もなお、熱く占い談義をしながら、日々、研鑽を積んでいるそうです。

そこでメゾンフォーチュン限定でふたりの師弟対談を連載して参ります。

第3回となる今回は、占星術を活用する方法について語ってもらいます。

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プロフィール

佐藤まどみ(師匠)
1984年、ジョージ土門氏に師事。トラディショナルな占星術とタロットリーディングを習得。
1985年よりプロの占い師として活動を開始し、1992年に横浜元町に「ステラ」をオープン。

後に直居あきら(日片に彗)氏に師事、サビアン占星術を習得。顧客数は星の数ほど、鑑定数も、もはや数えきれない。
的確なリーディングと癒し系な人柄が支持されている。
 


スピカ(弟子)
占い師歴15年。主な占術は西洋占星術とタロットカード。
LINE占いやさまざまな占いサイトで1位を獲得し続け、SNSフォロワーも1万人超え。
対面鑑定は予約で埋まり、書籍や記事執筆、オリジナルカードの制作や講師活動も行う。
初心者にもわかりやすく、実践的な占いを伝えることを大切にしている。  

イラスト:アーチデザイン
 

占い師は自分のことを占うもの?

スピカ:前回は、占星術の学び方について対談しました。

今回は4回目ということで、占星術の活かし方についてまどみ先生とお話してみたいと思います。

占う側も占われる側も、占星術から得られる情報をうまく使いこなしたいですね。

まどみ:同感です。

スピカさんは、お客様に占星術をどのように活かしてほしいですか?

スピカ:これまでの対談でも話題になって来ましたが、占星術から得られる情報は抽象的で、それを占い師がお客様に合うように「翻訳」して伝えます。

その段階で占い師側のフィルターがかかるのは避けられないので、言われたことを一言一句鵜呑みにするより「占い師が伝えたいのは何だろう」という視点を持っていただけるといいと思います。

まどみ:その通りですね。

良い占い師は、お客様に占いの結果を告げる際、極力その方に合った伝え方をするように心がけますが、それでも占い師の年代、性別、個人的な価値観などが、結果に全く反映されないということはないと思います。

スピカ占い師も人間ですものね(笑)。

まどみ:そうそう。

たとえば私は友人らから削岩機と呼ばれた性格なので(笑)。

慎重な方に対して背中を押し気味な気がします。

スピカ:先生の印象とは真逆ですね(笑)。

まどみ:よく言われます(笑)。

スピカ:私はどうでしょう……逆に慎重かもしれません。

お客様の人生を左右するような発言は、可能な限り避けたい気持ちもあります。 

まどみ:よくわかります。

占いは心理カウンセリングと違って、答えを出さなくてはならないことがありますからね。

スピカ:そうですね。時にはその答えが厳しいこともあって、そこが辛い所です。

まどみ:うんうん。

占い師とお客様の相性もあるかもしれませんね。

同じホロスコープで同じテーマを見ても、占い師によって拾う情報やその解釈、伝え方のニュアンスなどが微妙に違うことがありますからね。

気の合う占い師からだったら、結果を抵抗なく受け入れ入れられるかもしれません。

スピカ:確かにそうですね。

合う占い師でも、お客様の方で占いから得た情報を一度ご自身で受け止めて、それをどのように活かすかを考えて頂けるとうれしいです。

占いをお告げか何かのように盲信される方がありますが、それは危険かもしれません。

まどみ:そうそう。

天気予報くらいな感覚で使っていただければと思います。

スピカ:天気予報程度には当たると・・・

まどみ:はい。でも天気予報は自然科学ですから、予報士さんによって伝わるニュアンスが違うということはないですが、占星術はリーディングの工程で、占い師自身の意識の深層にダイブするので、そこは仕方ないのかもしれません。

スピカ:盲信の対極で、ご自身にとって都合のいい答えしか受け入れないのも違う気がします。

まどみ:うんうん。

占い師がお客様とその問題に真剣に向き合って引き出した答えを参考にされないのは、占いに費やす時間やお金が勿体ないのではないかという気がします。

まあ、そのあたりはお客様のご自由ではあるんですけれどね。

スピカ:ところで先生は、ご自身のことは占ったりされますか?

まどみ自分のチャートも星の動きも頭に入っているので、何か決める時、確認のためにちょこっと天文歴を見たりはします。

でも案外自分のことはテキトーです。

紺屋の白袴ってところでしょうか。それで大失敗もしています(笑)。

スピカ:大失敗と言って笑っていられる先生、大らかでいいなあ(笑)。

まどみ:いいのかわかんないけど(笑)。

スピカ:私はとことん調べます。

それでも足りなくて先生のところへ行って確認します。

まどみ:そうだね。

スピカさんは研究者向きですよ。

自分のことを見るのって、検証しやすいし一番勉強になりますからね。

スピカ:ビビりなだけの気もしますが(笑)。

まどみ:なんだかんだ、占星術の情報は、人生の羅針盤として頼りになりますね。

一番の親友というか。

スピカ:はい。自分をよく理解してくれている有能な友人が大勢いるような心強さです。

まどみ:言えてますね。

あるお客様が「星の動きがわかるって怖くないですか?」と聞いてこられたことがあるんですが、私は「わからない方がずっと怖いです。交通量の多い幹線道路を目も耳も塞がれた状態で渡るようなものですから」と答えたことがあります。

スピカ:うわー、生きて渡れなそう!

まどみ:ね。これからは私も反省して、もっと自分のことを見ようと思います(笑)。

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